第60回（2025年度）ベッケン炉技術研究発表会において発表を行いました

2025年11月20日(木)、ベッケン炉技術研究会の発表会・講演会が、埼玉県秩父市にて開催されました。

ベッケン炉（正式名称：宇部ベッケンバッハ式竪型焼成炉）は、石灰石を焼成し、高純度の生石灰を製造する石灰焼成炉です。当社は1965年に1号機を納入以降、これまで45基をお客様のもとへ納入しており、最近は廃熱回収用のレキュペレータと呼ばれる熱交換器をはじめとするメンテナンス部品を中心に各社様からご注文をいただいています。

本会は、ベッケン炉を保有する国内の石灰製造会社様に加え、煉瓦メーカー、商社および当社を含めた14社、総勢71名が参加し、各社が検討、実践したベッケン炉の有効な改善報告などの発表を行いました。

当社は、本会をベッケン炉以外にも、ベルトコンベヤ、破砕機、粉砕機といった石灰製造プラントに関連する産機製品について毎年発表を行っております。今年は、「補助金制度を活用した竪型ミル導入のご提案」と題して発表いたしました。経済産業省の省エネ補助金制度などをお客様に認知していただくよい機会となりました。

発表後に複数の企業様から補助金を用いた設備投資を検討したいとご相談があり、お客様の設備投資への意欲を実感しました。お客様からのお問い合わせについては、ひとつひとつ丁寧に対応し課題解決に貢献してまいります。